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息子(2歳)の習い事の情報収集のなかで、NHKの「すくすく子育て」の録画を見返しました。
これから習い事を始めようとしているご家庭だけでなく、習い事に行くのを嫌がっている幼児期のお子さんの保護者の方に参考になりそうだなと思ったので、内容をまとめてみました。
基準は「楽しめているか」どうか
基準はお子さんと保護者の方が「楽しめているか」で判断するのがいいそうです。
子ども自身が楽しい!行く!と言っていれば、こちらも迷わないのですが、
習い事に行く前に泣いて嫌がるお子さんもいるかと思います。
でも行ったら楽しそうにやっているなんてことになると、親としては余計悩みますよね。
お子さんのなかにはウォームアップに時間がかかる子もいるそうなので、習い事そのものが嫌なのか、それとも家から出て違う場所に行くのが嫌なのか、お子さんの様子をみて判断していくのがいいそうです。
「楽しめている」とは?
では楽しめているというのはどんな状況をいうのでしょうか。
お子さんがまだうまく言葉で表現できない場合は、笑顔が見えたり、目を輝かせていたり、じーっと集中してみたりという様子が見られたら、子どもとしては好き、興味があるということみたいです。
私の息子も、実家にあるピアノをさわって音が鳴ると嬉しそうにするので、こういうことかなあと思っています。
向いているかどうか、才能があるかは幼少期では判断できないそうなので、あくまで「楽しめているか」「好きか」「興味を持っているか」で一定期間様子をみてみてください、とのこと。
それでもわからないときは?
番組の専門家は、思い切って1回休ませてみるのも一つの方法だと言っていました。
嫌だと言うなら1回休ませてみて、そのあとやっぱり行きたいと言うかどうか。
言えばそれは習い事自体が嫌なわけではないとなるし、やっぱり嫌なら習い事自体が楽しくないのかもしれません。
楽しくない理由を解消できないのであれば、やめさせるのも全然アリとのこと。
でもやっぱり、やめさせるのはもったいない気が・・
アメリカの研究で、鬼ごっこのような遊び感覚でスポーツを楽しむ子どもと、スポーツクラブなどに通う子どもが、その後の青年期にどれだけスポーツを楽しんでいるかを検証したものがあるそうです。
スポーツクラブに通っていた子の方が、スポーツを楽しむ割合が下がってしまう結果に・・。
実は私自身はまさにこの例でした。
幼少期からピアノを習っていたのですが、コンクールに出だして母親も厳しくなってくると楽しくなくなってしまったんです。
中3まで続けましたが、やめるまでの2、3年は早くやめたいって思ってましたね。笑
絶対音感も身に付きましたし、熱心に教育してくれて感謝していますが、楽しんで取り組めていたらどうなっていたのかな?と思ったりもします。
ただ今でも時々弾けるのは楽しいです。
嫌でもある程度身について、それが後に楽しくなることもあるので、一概にやめさせるべきとも言えないのが難しいところですね。。
その習い事が合っていないだけかも
他の習い事をさせてみて、合うものを見つけるのも一つだと思います。
私の弟はサッカー、野球、ピアノと習い事を転々としていましたが全部やめて、結局バスケに落ち着き、小中高大社会人とプレーを続けています。
元旦から、いきなりバスケをしに出掛けていました(笑)
野球をやめると言ったときは、何事も続かないタイプだな~だめだな~なんて思っていましたが、きっと合っていなかっただけなんですよね。
まとめ
本当に嫌だったらやめさせた方がよいという趣旨に伝わってしまったかもしれませんが、絶対にこうしなければならないという正解はないんですよね。
どちらの選択をしても、心残りはある程度あるのかなと・・。
続ける、続けない、いずれの選択をしても、子どものことを考えているという気持ちは、いずれお子さんに伝わると思います!
私は自分の親のことを恨んでもいませんし、習い事をさせてくれて感謝しています。
親の都合で無理やりさせてしまっているのではないか?本当に続けさせるべきか?と悩むこと自体が大切な感覚であり、保護者の方がそういう感受性を持っていれば、心配する必要はないと専門家の先生もおっしゃっていましたよ。