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2023WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝、野球ファン以外の人も熱狂した大会になりました。
率いた栗山監督もしゃべくり007やWBC特番などメディアに引っ張りだこです。
そんな侍ジャパンを率いた栗山監督ってどんな人なのかな?どんな思考を持ってるのかな?もっと知りたいと感じた方も多いかと思います。(私もその1人です!)
本屋にあった「栗山ノート」が気になってるけど、購入を迷ってるんだよね〜
そんな方の参考になるよう、読んだ感想をレビューしたいと思います!
「栗山ノート」とは
「栗山ノート」とは、元プロ野球選手で、日本ハム監督、WBC監督を努めてきた栗山英樹さんが、自身の現役時代から培ってきた野球に関する知見や経験、そして人生観を綴った書籍で2019年に出版されました。
栗山さん自身が記録している野球ノートをもとに構成されていて、数ある著書のなかでもノートをもとにしたのは本書が初。
野球に限らず、スポーツに取り組む上での心構えや、仕事や教育においても役立つ人生のヒントが詰まった内容となっています。
また、栗山さんの人柄やキャラクターが存分に表現された、読み応えのあるエピソードも満載です。
野球ファンはもちろん、スポーツ選手やビジネスパーソン、教育においても役立つ一冊となっています。
購入したきっかけ
WBCのインタビューなどを見ていて、監督が栗山さんだったからこそ成し遂げられた部分も大きいなと思ってたんです。
それは解説者の高木豊さんをはじめとして多くの球界関係者も言っていましたし、次回WBCも栗山監督で!という声も高まっていますね。
実は過去の書籍も持っているんですけど、やっぱりもっと知りたいなと気になって書店に行ったところ「栗山ノート」という本が並べられているではありませんか!
でも、栗山監督自身が今執筆中って言ってたし、WBCのことが聞けるわけじゃないしなぁ
と悩んでいました。
でも、「ノート」というからには監督の原点なのかな!根本的な思考が知れるのかな!と思い、新しい本もいつ出るかわからないのもあって待ちきれず買っちゃいました!
WBCについて書かれた最新刊の感想はこちら↓
「栗山ノート2」内容とレビュー!こんな人におすすめ【感想】実際に読んだ感想
いやーめちゃくちゃ深かったです!!!
監督の根底に流れる思考を、たくさん知ることができた気がしました。
ここまで勉強して、深く考えて、実践してる指導者ってどのぐらいいるんだろう?
(少なくともプロ野球の監督の中では少なそう←)
今回、骨折しながら活躍した源田選手をはじめとして「監督のために」とか「監督のためなら」って発言が結構聞こえてきて、短期間でそんなに思いが強くなるものかなって感じてたところがあったんですが、
それも納得できました。腑に落ちます。
なかでも、特に印象に残った一節をご紹介しますね。
「夢をみることは重荷を背負うこと」
栗山ノートに記した、松下幸之助さんの言葉です。
そのあとに栗山監督の解釈が続きます。
夢を夢のままで終わらせるか、それとも正夢にするのかは、自分次第です。
本当に叶えたいのならそのための努力を惜しまない。
仕事が終わったあとの時間を余暇に使うのではなく、夢の実現に近づくための勉強に充てる。松下幸之助さんが言う「重荷」とはつまり、自分に都合の良い甘えを捨て去り、夢を実現するために邁進する覚悟や決意を示しているのだと理解します。
「栗山ノート」 第5章 ともに より
目標ができて、それを達成するために頑張ろうとしたものの、何かしら言い訳を作ってやらずに終わってしまうことが誰しもあると思います。
そんなときにぜひ読み返したい言葉です。
何かを手にしたかったら、それぐらい努力が必要だよなあ、頑張ろう・・!
購入するデメリット/おすすめしない人
購入するデメリットはあんまりないのですが、以下の方にはおすすめしません。
・栗山監督にあんまり興味がない人
栗山ノートというタイトルの通り、監督自身の頭の中・考え方を綴った本なので、栗山監督に興味ない、あんまり好きじゃないという方にはおすすめできません(笑)
・WBCのことが聞きたい人
この本は2019年に出版されているので、第4回WBCのことはもちろん書かれていません。
WBCのことだけが聞きたい方は、監督が現在執筆中と言っている新刊の出版を待ちましょう! →「栗山ノート2」が発売されたのでそちらを読みましょう!
こんな人におすすめしたい
「栗山ノート」をおすすめしたいのは…
・なんとなく目標はあるけど、やる気がでない人
到達したい目標はあるけど、モチベーションが上がらなくて行動できていない人はきっと、「よし、頑張ろう」と決意を新たにできると思います!
・栗山監督が、どんな人物なのかもっと知りたい人
栗山監督も、普段書き留めている自分のノートを編集者の方に見せるのも、出版するのも恥ずかしさがあると言っているほど、心の内を書いてくれていると感じました。
読むと、栗山監督の思考の深さに驚かされると思います!
・どんな思考で選手たちをまとめ、結果を出しているのか知りたいリーダーや管理職
栗山監督が、どんなことを意識して選手やスタッフに接しているのか、具体的なエピソードと合わせて書かれています。
組織をまとめる立場にある人にも参考になるし、部下としてはこんな上司がいたらいいな〜と思わずにはいられないです。笑
書籍レビューではこんな声も上がっていました。
「組織を率いるリーダーとしても参考になったし、自分が成長するヒントになった」
「人生の指針になった」
「教育や子育てに関わる人におすすめ」
Amazonでも200件近いレビューがありつつ4.5の高評価もうなずけます(2023/5/14時点)
まとめと無料で読む方法
この本を読んで1番よかったのは
「私ももっと勉強したい!頑張りたい!」と心の底からやる気がみなぎってくるところ。
「感動は推進力だ」
栗山監督自身が心の内で唱え続けているこの言葉のとおり、
62歳の栗山監督がまだまだ満足せず、自分をもっと磨こう、もっと野球界に、社会に貢献しようともがいている姿というのは、人の心を動かすのだなと。
モチベーションが上がりすぎて、大の苦手な古典も、栗山監督が読んでるなら勉強してみようかと手を出そうとしているぐらいです(笑)
一時品薄状態だった「栗山ノート」は現在では書店のほかAmazon・楽天でも購入できます。
Amazonの電子書籍Kindleだと¥1,430→¥1,100と330円安く読めます!
AmazonAudibleの定額対象作品なので、聴き放題会員の方は無料で聞くことができます。
関連書籍
私自身も購入した栗山監督のおすすめ本はこちら。