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大谷翔平選手には数々の名言があるけど、特に心に響くのはどんな言葉?
大谷翔平選手の名言のなかでも、個人的に好きなものをまとめました。
目次
名言①挑戦の時間を楽しめ
まずはスポンサーであるSEIKOのインタビュー(2023)から。
結果が出ないと面白くないなって感じてる人が多いんじゃないかと。
辛いなと思うとやめたくなるのが人だと思うので
それでも頑張りたいなと思える何かがあるなら
その時点でもう幸せじゃないかなと。
僕にとってはそれがたまたま野球でしたけど、それが別の仕事の方向に向いているのであれば、それはそれで十二分に幸せなことだと思います
頑張りたい何かがあるなら、その時点で幸せー。
ハッとさせられました。
結果が出ない、辛い、苦しいと思いながらもがいている人が多いと思いますが、マイナスに考えながら取り組むよりも、その状況や挑戦を楽しんでる人の方が、きっと結果も出やすいですよね。
目の前のやるべきことに追われてしんどいなと思うことがあったら、挑戦できていること自体の幸せを感じることができるように胸に刻みたい名言です。
SEIKOのインタビューはYouTubeで見られます(この一説は3:34頃から)。
名言②高い壁にワクワクする、その状況を望んでいた
続いて、ディズニープラスで配信されている大谷翔平ドキュメンタリー「Shohei Ohtani – Beyond the Dream」から。
ファイターズからメジャーリーグのエンゼルスに移籍して最初に迎えた2018年のキャンプで、大谷選手はなかなか打つことができず最初の壁にぶつかっていました。
そんなときに考えていたことが超人的です…
2018年のキャンプは散々でした。結果的にも。
野球選手である時間って50歳までやったらとてつもないことだと思う。
どれぐらい自分の持っているものっていうのを伸ばしていけるかなというのが、自分の趣味みたいなところでもある。
打てないなどうしようかなと思うのと同時にワクワクもしてましたね。
始めから結果が出せると思って来てはないので。
それはどこでもそうでしたね。
高校に上がったときもそうでしたし高校からプロ野球に行ったときもそうでした。
最初からうまくいくっていうことはほとんどなかったので。
ただそれを望んで自分が入ってきていってましたし「これを望んでた」っていう、そういうワクワクの方が強かったですかね。
これを聞いてみてどう感じましたか・・?笑
結果が出ない状況にワクワクするというと、ちょっとストイックすぎるかもしれないんですが、「難しい、でも頑張りたい!挑戦したい!」という気持ちって実はアスリートでない私たちにもあるのかなと思ってます。
難しい道と簡単な道が目の前にあって、難しい道を選んだら大変ってことはわかっている、でもそっちの道を選んで挑戦してみたいって思うこと、ありませんか?
このまま会社に勤めていれば安定だけど、やりたいことをやりたいから転職する、副業する、フリーランスを目指すというのもそうだと思いますし、
難しい資格や試験に挑戦するというのも当てはまりますよね。
結果が出ないときに「あ゛〜 もうしんどい、、、」と現状を嘆いて諦めるのか、「いやこの状況は自分が望んだんだ!もっと楽しもう」と切り替えてプラス思考で取り組むのか、ここが大谷選手になれるかどうかの分かれ道ですね(真剣)
ちなみに私は子どもが3人いるのですが、もう子育て大変すぎキャパオーバー!ってなったときには、いやこの状況は私が望んで得たものなのだと言い聞かせていますw
そういう思考ができれば大谷選手と一緒だ!とテンション上げてがんばっていますw
名言③それが座右の銘です、とかはないですね。
続いてはちょっと趣向を変えて、読書法についてのインタビューより座右の銘について。
数々の名言を残している大谷選手に座右の銘はあるのでしょうか?
それが座右の銘です、とかはないですね。
そういう言葉があれば、また逆の言葉もあるので。
そっちだけをフォーカスして捉えていくと、別の捉え方ができなくなったり。
栄養学でも『こういうダイエットがいいですよ』というのがあれば、『そのダイエットはダメですよ』という本もある。
どっちも読む必要があって、それを理解した上で、自分がどっちに行くかが大事なので。
どっちかだけを読んで、これすごい良いなと思って、それだけにいくのはちょっと危険かなと思いますね。
なので、いろんな本をいっぱい読んだ方が、自分で決めるのもうまくなるし、大事かなと。
なんと、意外にも?座右の銘として本人が発信しているものはないようです。
その理由もうなずけますね。
大谷独特の読書法から見える生き方 (日刊スポーツ)より
名言④憧れるのをやめましょう
そして大谷選手の名言で最も有名になのがWBC決勝前のロッカールームでの一言。
僕から一個だけ。憧れるのをやめましょう。
ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたり、野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思う。
憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。
今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。
2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) March 21, 2023
決勝・アメリカ戦の円陣声出しは #大谷翔平 選手!
▼侍ジャパン試合速報https://t.co/PnCFO1PH8P#侍ジャパン #WorldBaseballClassic pic.twitter.com/VASNb5iBJV
テレビなどでもたくさん取り上げられて、映画のタイトルまでになった「憧れるのはやめましょう」。
「憧れたら超えられない」という考えは、実は高校時代にすでに持っていたんです。
花巻東高校の先輩に同じくメジャーで活躍する菊池雄星投手がいますが、菊池雄星を目標にするなと花巻東高校の佐々木監督から言われていたんですよね。
そのあたりの詳しいエピソードは大谷選手についての著書「道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔」に詳しく書いてあります。
「道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔」こんな人におすすめ【レビュー・感想】名言⑤(紅白には)収録の前後に練習会場を確保してくれるなら出ます
これはファイターズ時代に、球団スタッフが年末のNHK紅白歌合戦の審査員のオファーを打診したときに、大谷選手が返した一言です。
その練習場所と時間を収録の前後でちゃんと確保してくれるのであれば、いってもいいですよ
2016年なので、当時22歳ですよ?
司会は有村架純さんと相葉ちゃんで、同じ審査員にはガッキーこと新垣結衣さんもいるんですよ??笑
普通、二つ返事で「出ます!」じゃないですか。
でも大谷選手にとっては、紅白に出ることよりも、何よりも、野球の練習が1番。
それが当然という感覚なんですよね・・
栗山監督も「完全に習慣のレベルまで落とし込み、将来に向けての明確な道を描けていたのが翔平なんです。
素質や能力があるのはもちろんですが、それだけじゃない。
日々の積み重ねが、現在のメジャーリーグでの翔平の活躍を生んでいる一番の要因だと思います」と太鼓判を押します。
大谷翔平選手を象徴する、エピソードでした。
栗山英樹監督が称賛する、大谷翔平の習慣とは 「翔平はずっと先の先を見ている」 (週刊ベースボールONLINE)より
名言⑥他人がポイッて捨てた運を拾っているんです
メジャーの中継やスポーツニュースでは、大谷選手がグラウンドやベンチでゴミを拾う様子が度々報じられます。
昨年も「人間性が素晴らしい!」と海外でも絶賛され話題になりましたよね。
花巻東高校の佐々木監督の「ゴミは人が落とした運。ゴミを拾うことで運を拾うんだ。そして自分自身にツキを呼ぶ。そういう発想をしなさい」という教えが原点のようです。
大谷選手本人はファイターズ時代、こう語っていました。
稲葉さん(ファイターズの先輩で元日本代表監督)が試合中、守備から戻って来るベンチの前で、ゴミをサッと拾ったことがあったんですけど、カッコ良くて感動しました。
僕は、前を通り過ぎてから(ゴミに)呼ばれてる気がして、戻って拾う。
お前はそれでいいのかって、後ろからトントンされちゃうタイプなんです。
ちょっと照れ隠しで「トントンされてるからやってるんだよ」と言いたげですが(笑)、メジャーに行ったあとも毎年毎年その光景を目にします。
メジャーリーグのベンチって結構汚いなと思うのですが、その環境に流されずに続けているのだから、本物です✨
自宅周りの道路に落ちていたゴミを見るとこのエピソードが頭をよぎるので、見て見ぬふりができなくなりましたw 運を拾ったと思って片付けてます!笑
出典はこちらの本です↓ プライムリーディング、Kindle Unlimitedの対象作品なので会員の方は無料で読めます。
名言⑦成功とか失敗とかそういうの関係ない。挑戦したい!ただそれだけ
最後は、大谷選手がファイターズからメジャーへ行くときの栗山監督とのやりとりから。
以下は栗山監督が語った経緯です。
みなさん忘れがちなんですけど、23歳でメジャーに行ったとき、
あと2年待てば25歳を迎えて(25歳以上だと)大きな契約ができるという状況だった。
そこで僕たちのなかで1番難しかったのは、いつメジャーに行くべきなのかっていうことだったんです。
毎年翔平と確認していたんですけど、ケガしたシーズンだったけど一切ブレずにアメリカ行きますという雰囲気があった。
最後に本当に今なのか?という確認をするときに翔平に「もう1回、なぜ今年アメリカに行くのか俺を説得してくれ!」って言ったことがあった。
そのときに翔平から返ってきたのは
「監督、成功するとか失敗するとかそういうの関係ないんです。
自分たちよりもすごい選手がいる、そこに向かって戦いに行くというただそれだけなんです。
成功とか一切考えなくていいんです」という言葉だった。
それを聞いて僕の中で(メジャーに行くタイミングが)今なんだ、と確認することができました。
出典元動画 9:05ぐらいからです。
大谷選手の根本にあるのは野球少年が持つ「もっと上手くなりたい」という本当に純粋な気持ちなんでしょうね〜。
大人になると、成功するのかな、、、と考えて結局行動に移せなかったりしますが、それよりも挑戦したい!自分の力を試してみたい!という気持ちで思い切って飛び込んでみるって大事だなと感じました。
まとめ
大谷選手の数々の名言のなかで特に好きなものをピックアップしました。
最後に、名言ではないのですが私が大谷選手を見ていて好きだな〜すごいな〜と思う一言を番外編として紹介させてください。
2023WBCの準決勝メキシコ戦。
吉田選手の起死回生の3ランで同点に追いついた直後、あっという間に2点を取られ、5-3というビハインドで迎えた8回裏。
チームの雰囲気も暗くなるなか、「行くぞ行くぞー!準備してー!」と誰よりも声を出していたんですよね。
(その映像は「憧れを超えた侍たち」で観られます)
負けムードが漂いそうになるなかで、もはやその状況を楽しんでいて、心から「これからだぞ!逆転するぞ!」と信じているように私には見えました。
そして本人がそれを体現するかのように9回表先頭打者として2ベースヒットで出塁し、サヨナラ勝ちにつながったことはもう説明は不要ですね。
私中高時代はソフトボール部でしたけど、同じ状況で前向きに考えるなんて到底できなかったですね…。
この状況でのこの姿というのが、個人的大谷選手名場面ベスト3に入るぐらい大好きなシーンです!
以上、心に響く大谷選手の名言集でした。
最後までお読みいただきありがとうございました*